[幼少期]リーンハルト
レア度:
★5
約9年前に更新
彼が8歳の時、父が死んだ。
アスペラルとアルセルとの戦争時、父は王を庇って死んだ。
いつも仕事ばかりで、家族よりも何よりも王を選んでいた父親。父親らしいことをしてくれた記憶は殆ど無い。ただ一つ憶えているのは、戦争へ出掛ける少し前、帰ってきたら魔術を教えてくれるという、もう叶うことのない約束。
戦争が終わって帰ってきたのは、父の亡骸と父の生家の紋章が刻まれた短剣。
その怒りは身勝手に家族を遺して死んだ父へのものか、それとも父を犠牲に生きてる王へのものか。
短剣を握り締め、彼は復讐を誓った