地蔵尊。ただ、この地の地蔵は、珍しい事に女性的なシルエットをしている。 これは、未だに根強く信奉されている蔡姫をモチーフに象られているからだそうだ。 子等の守り手である地蔵の側面が、この地で信仰の対象となった母神の特徴と合致したからだと考えられる。 …もっとも、そんな複雑な話を踏まえた上で、道端の地蔵尊に手を合わせているヤツは、この村に居はしないだろう。