人心に疑心暗鬼を生じ、狗吠の地に呪いをかけて人の世から隔絶し、無益な血を流す争いの火種を振りまく…この地の真の邪悪。 首だけとなった今でも神通力によって存命し、狗吠の地の底で、我が子らや村民の流した血肉を吸い上げる。 神代に現へ遣わされた、凶ツ事祓いの使者であったが、いつしか堕落し、我が身の復活を実現するべく、狗吠の地を掌中に納めた。 「生き賭せ、死に淵…浮きつ沈み、死して尚生きぬ。食むは今生。知るは必定。」━━━討鬼の首