前世に対する思いが真逆の兄妹。「兄上はどうしてそうも捕われるんだ」「焦がれているだけだよ」「前世などただの過去だ、私たちが赤子だった頃と同じようなものだ。たとえそれが人生だったとしても」「理解しがたいことを無理に理解しようとしなくともいいだろう。さあ、話しすぎたね、それじゃあまたあとで」「ああ、また。頑愚な兄上」