「やっと会えましたね」 「悪かったよ。今まで黙っててな」 死んだと思っていた兄、ディートリッヒが生きていたことを信じられずにいたが、彼の姿を目撃し 涙よりも先に手が出てしまった。 感動の再会とはほど遠いが、またこうして会えたこと嬉しく思う。 独りじゃない。今は兄がいるではないか