警察官として、街の明りが行き渡るところで笑顔を振り向いていた男。今は轡をつけ、表情は虚ろで無表情に近い。大事に持っていたぬいぐるみも、おしゃれとしてつけていた眼鏡も、かつてのものはすべて置いてきてしまったようだ。虚空を見つめるような目をしているが、それでもとても幸福そうな眼差しで傍らにいる白衣の青年を眺めている。