町と狗吠村を隔てる短いトンネル。一つの…結界のようなものかも知れない。 ここを抜けるとその先は…誰も好んで寄り付かないような、ひどく陰気な辺境の集落だ…。 突風がトンネルの中を抜けるたび、山犬の遠吠えのような唸りが響き、それを聞いた野良犬がどこかで呼応する…。