優に2mを超える次郎の巨体は、その内に凄まじい大力を備えている事を想像するに難くない。 彼が軽く撫でたつもりでも、人の頭などはたやすく吹き飛んでしまう。 見た目に違わぬその力は、しかしやさしい気性の彼にとっては…悩みの種でもあるのだ。 「猫、さん…撫でたい、けど…僕が撫でたら、死んじゃう、から…見てるだけで、かわいい、よ…!」━━━狗頭 次郎