狼の王様。 妻を息子を、たくさんのひとを傷付けて、ようやく大切な相手との再会を果たした。 血に濡れた手で、愛するひとを抱き締める。 かつて出来損ないの、可愛いだけの末っ子だった。しかし―――。 正に魔王に相応しい。そう称賛されるに至った。