「何のお祝い?」「さあ……アニバーサリーって聞いたけど……」「フォース案件だってさ」 とにかく……お祝いなのである。
『僕のためのスパンコール・ライト』
普段から煌びやかな衣装は着ているが、それはあくまで役として。 『呻 笑真』としてなんて。 そう思いながら袖に腕を通した。 鏡の中の不安げな顔に目をつむって、深呼吸をする。 何にもならずに、この非日常を楽しもう。 きっとそれが一番、この衣装に似合う表情になる。