特にフォースのせい、では……ない。
『ひとつの願い』
星に祈ったところで何になるのだろう。 押しつけられた短冊を持て余して、考える。 休み。休息。安静。願ったところで与えられないし、それでいいと思っている。 少しでも自分の力で誰かを救う。その道を選んだのだから。 ペンを持って、書きかけて。やはりやめた。 祈るのならば、皆が祈っているだろう。