佐武朗太(サブロウタ) 生まれつき、あるべき場所に眼がない男。 鬼の子だと村民から忌み嫌われ、人柱にされる寸前に、たまたま通りがかった見世物旅団に拾われたことによって命を救われる。
同じ異形でありながら、全く真逆の立場であるくちなと出逢い、結ばれた。
その眼は千里先を見通す。