生き様や想いは物語の形で記録されることがある。しかし、すべての存在が物語にされるわけでない。 継がれることが出来なかったもの。 無かったことにしたいもの。 悲しいことに、どの世界にもそういうものは存在する。
だからこそ、己という物語をどういう形でも刻みつけようと、自ら炎に向かうような真似をする存在は後を絶たないのだ。