「この街の悪を取り除く。どんな手を使ってでも。もう二度と、あんな悲劇が起こらないように」 人を殺さないという自分の臆病な信念で大切な人を失った佐倉小春。新たに抱いた信念は黒くゆがんだ。彼女のような人間が二度と生まれることのないように、悪をもって悪を殺す。