「きついのいくから。舐めてると死ぬよ?」 言って、心臓と同化した”賢者の石”を解き放つ。全身を駆け巡る激痛とともに、まるで時間が止まったように感じる。 ほんのわずかな間に繰り出されるのは一撃でも人を絶命させるような蹴り。全く同時に三段。 とび蹴り、回し蹴り、かかと落とし…。 「どうだった?ご所望のものの味は」