やぁ、私は語り部。いえ、「外部」の者としてではなく、この世界に生き続ける者としての歴史の語り部です。ややこしいので詩人としましょう。さて貴方が私を呼んだということは、お話をご所望ですか? いいでしょう。分かる範囲であれば、お話します。 それが「生き続けなければならなくなった哀れな教皇」だった私が出来る、精一杯の罪滅ぼしです。 歴史に埋もれた真実を、貴方は今知ることが出来るのです...。