教団を立ち上げて早数年。オリアスの毎日は忙しい。 紛争地に赴けば、血と死に触れる生活で、彼の心は疲弊していた。 「世界が平和でありますように…」 そう言って彼は涙を流す。 傍らには小さな手が、土気色をして転がっていた。