「フェリシアーノだよ!俺も街を守る為に、君たちのお手伝いするからね!」 気侭な野良猫として過ごしていたのは今は昔。兄を失って自暴自棄になっていた大切な相棒の為に、背中を押した。だって、彼が悲しい顔をしているのはとっても苦しいことだから。皆には笑っていてほしい。でも、一番はご主人様に笑っていてほしい。だから、今日も笑顔の為に街を駆け抜けるのだ。