"彼女"はヴィクトリアの森に住む魔術師だ。 とても高名な魔術師とされているが、彼女が普段魔術を奮うことはない。 普段は薬草を採取し、刺繍を嗜む温厚な人物である。 「あらいけない。アタシってば紅茶をきらしてたわ!」 発せられた声は間違いなく男性で、彼女が怒りを露わにする時は性別と年齢に触れられた時だった。