「んん?戦いっすか?それとも軍略?どっちでもいいやっ、私はオリヴィア!戦争ならお任せくださいっ」 軍人の娘は疑問を感じた。何故戦いで金を巻き上げるのかと。そうして気付いてしまった。自分たち一族は上流階級などと言いながら、ただの金儲けの道具でしかないのだと。くだらない、実にくだらない。だから目の前に現れた男の言葉に従った。今は彼の為に戦うことこそが至高であり、幸福なのだ。