「無能力施設」より。 家族と死別し、学校へも通わしてもらえず、これ以上不幸せが来ないことを願い会社にくる。のらりくらりとした性格はそんな不幸せから目を背けるためにうまれたものである。 能力差別を実際に見たことがないため、能力者に対して分け隔てなく接する。むしろ才があることを羨んでいる。 何も持っていないことがヒカルの心を開く手段となった。