「僕、何か悪いことしたのかな…」 中高六年間、主に同級生たちからひどいいじめを受けていた。左側の耳から頬あたりにかけて存在する傷跡は、化学の授業の実験の最中に扱う薬品を顔にかけられてできたもの。またその際薬品が左目に入ったので、左目の視力だけ極端に悪い。 教師に相談してもいじめは無かったと処理された。 いじめが原因で人間不信に足を突っ込んだため、他者に多大な期待や信用を寄せることが無くなった。