「あーあ……いっぱい殺してきたツケが回ってきたか……ま、天国でも地獄でもいいから、皆が居るところに行けるよう、祈るさ…」 既に大事なものを全て喪っていた彼女にとって、死ぬことは恐怖の対象となり得なかったが、心残りがあるとすればそれは善良な人間を二人も巻き込んで死なせてしまったことだろう。