最近では美羽や友達に連れ添って『ふつうの』食事をすることもあるらしく、大勢で食卓を囲むということに楽しみを見出しはじめた。しかし、相変わらず彼女にとって食人行為は単なる生活の一環に過ぎず、そこに罪悪感や道徳観の介在の余地はない。
「生きていくためには、ほかの生きているものを食べなければいけないでしょう?」