彼女はルイの顔が好きだった。 恋人の好きな所は決まって顔。 彼女はルイの笑顔も泣き顔も苦しむ表情も全てが愛おしく、全てを自分だけのものにしたがる。 「わたし、あなたの綺麗な顔、大好き」 他の誰の目にも、この美しい青年を映してほしくはなかった。