「俺は俺の役目を果たすだけ、この場で柱となり世界を支えるだけ。……だが、何故だろう。 ルシェット、そうジルニトラが俺に名付けたときからずっと。蟠っているものがある、この胸に。 先代ヨルムンガンドが最後に気づいた、何かが……」