この世界は護らなければならない。確かにどうしようもないことも多く、彼らの怒りにも理解はできる。 けれど共感はできない。この世界は破壊しなくても、まだ変えられる。まだ世界は終わってなどいないのだから。 そう……誰しもが、自分のできることをやれば。決して不可能などではない。だから僕は、僕のできることを。僕の手の届くものすべてを、護りたい。 それが僕の理想、僕の目指す"護り人"。僕の大切な人を護るために、僕はこの世界を護るんだ。 (出典:遷移期のエクリプス)