段の持つ大太刀。宿主である人間が元々使っていた武器と同じ規格のもの。のはずなのだが、小柄な彼には到底抜刀できる長さではない。誰かに抜いてもらわないと抜刀できないのに、何故こんな武器を使っていたのか。 そんなわけで、今日も彼は仕方なく鞘のまま大太刀を振り回している。