テレパシーの異能者。
特にやりたいことなんて無かった。でも生きるためには金が必要だから働いた。
気づくと異能者なんて奴らの事件を扱う課に入れられてしまった。
それでも、何も考えず機械のように働いていた。
しかし聞こえてしまった。助けてと。
自分には助ける力なんて無い。けれど、前に聞いたあの連中。
中立総合商会にこの商売を持ちかけられたらあるいは。

－東京異端審問