――女神とは、彼女のことを言うのかもしれない。 他とは違う輝きだった。見たことのない輝きだった。この世の美と可憐さとの黄金比を彼女は持ち合わせていた。 欲しいと思った。当然の感情だった。我がものにしようと思った。幸い、手に入れられる立場に自分はいた。 一目惚れは確かにあったのだ。あのドレディアは、あまりにも美しすぎた。