仮面舞踏会の会場、第二広場に足を踏み入れるはオリエンタルな軍装の男。 その身に纏う肋骨服とフェズ帽、サッシュに飾緒は紛れもなくテュルク王国の将官軍装。 顔に付ける赤地に白の月と星の仮面が異質に浮かんで見えて。 ――その姿は、かつての軽騎兵が纏えなかった軍装。そして恐らく……七年後に纏うことになる軍装そのもの。 (出典:剣と魔法の世界 in Organia)