もしも"彼"が黒軍にいなかった可能性の世界での彼女 幼馴染みを失った痛みは癒えず、酷く膿み、彼女は自分の体が傷つくことも厭わずただ進む。 例え腕がなくなろうと、例え視力を失っても、命がある限り進む。 もう、後戻りはできない。