一時期はすぐに光を失うものと言われたが、その言葉をすら呑み込むように彼の輝きは増していく。それは彼のたゆまぬ努力のせいか、或いは生まれもった天賦の才であったか。 実は部隊員のことを彼なりに大切に思っており、特にくちるのことを手のかかる妹のように思っている。
「べつに放っておかれても俺は勝手に幸せになるよ」