時は遡る。34℃という猛暑の夏、クローネの猛攻によりリモコンが壊れた。俺は機械いじりが得意なリートロッゼに修理を任せることにした。一時間もしないうちにリートロッゼはリモコンを持って現れ、いつもと変わらぬ声音で言い放つ。「エアコンのオンオフだけではつまらないので、レーザーが出るようにしてみました。」