枯れていない花は美しい。 美しい間こそその輝きを誰にも阻まれることなくいて欲しい。 その願いを抱きながら一足先に見た深い闇が少女を女帝へと変えた。 愛しい姉妹の為に食い尽くした力を彼女らに向けることは己の屈辱。 女帝は自らを裁いた。