見たこともないサイズの靴下が落ちている。クリスマス用のあえて大きく作ってあるものではないか?と疑ってしまうほどだ。目の前に落ちている其れをどうすればいいか悩む私に、曲がり角から現れたキシルが声をかけてくる。「紅闇さ~ん!おっひさー!…あ!それさっきとんでちゃったMAMAの靴下だー!拾ってー!!」