あの選択はきっと間違ってなんかない。僕はきちんとその線を引けただろうか。
「人間って最初に出会う人は選べないんだそうです。でも、最期に傍にいる人を選ぶことはできるんだそうです。･･･きっと、彼女は、願音ちゃんが僕たちを選んでくれたんだと僕は信じたいです。だから、彼女のくれた思い出と生きていこうと思います」