【後夜祭】アズサ
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SSR
約8年前に更新

「ぼくはあくまでお嬢様の従者です。相応の姿、貴女に仕える態度が本来は正しい。ぼくの立場はそういう事です。
…それを分かった上で…ぼくは一回…貴女に手を出す。このぼくと、ラストダンスを踊って…くれる…?」
あの時、あの夜。本当は差し出してはいけなかったのかもしれない。
けれど、それでもやっぱり諦めきれない感情があったから
だから賭けみたいなものだった。立場をしっかり理解させた上で選んで欲しかった。
あの日の事はぼくには大きな意味があったんだ