奏は昼間、島に咲く花や森に住む鳥、道端の猫や生き生きと生活する人々などを日傘を片手にスケッチして回っている。わずかな時間で描かれたものでも完成度は高い。 「スケッチをしていると、みんながここで一生懸命生きているんだなって思えて、すごく楽しいんですよ。」