【××の為の音】溝端 一
レア度:
★5
7年以上前に更新
少年は孤独だった。父も母も、自分には興味がなかった。放っておかれた少年は、ある老人に会うまで愛を知らなかった。
ようやく知った愛情を失った時、少年は気がついた。この世の誰も、少年を愛してくれなかったのだ。
どうして、どうして、助けて。一度知ってしまったものは、失うにはあまりにも恐ろしいものだった。
そうして、少年は─────。
ペルソナ、ファントム。それは愛を乞う怪人。ペルソナはもうひとりの自分。
なれば、少年の本質は。
アビリティ: | フェンサー/バード |
種族: | 人間 |
属性: | 混沌/狂 |