ルニアス王国西部を有していた大貴族で、王位継承権を持つ公爵。しかし貴族ゆえに王国の腐敗を間近に見て、革命軍へと身を投じた。 高貴なる義務《ノーブレス・オブリージュ》を果たしてこその貴族だ。なのにその貴族は民を貪り、安逸を得ている。 ――民あってこその国ではないのか。民を護るのが義務ではないのか。私は少なくともそれが義務だと思う。だから私は国を討つ。 (出典:ルニアスの史書)