「君が僕のマスター？　へえ？　ふうん？　いやいや僕だって鬼じゃあない。神秘そのものと魔力の質を比べるほど分からず屋でもない。でもやっぱりワインを飲んだ後にトマトジュースを飲んで同じものと感じてしまったらそれは舌が馬鹿ってやつだよ君。つまりはそういうことなんだ、悪く思わないでくれたまえ。召喚してくれたことには勿論感謝しているよ？　何せ最近では公式で登場したからこちらの僕は御役御免という声もあるけれどこういう遊びの場でぐらい露出は許されて然るべきだと思うんだよね。おっと名乗り遅れた、僕の名前はサ」