一部と言うにはあまりにも大きすぎた。あまりの衝撃に視界がぐらりと傾くが、壁に手を添えて何とか持ち堪える。「ター坊ちゃん、いいところにきたね…悪いけど運んでくんないかな。」床に転がる其れ――ギルティの頭は少し困ったように笑っていた。