……意外と、天職というものは。遠いようで……すぐ、傍にあるって。 僕の……弓と眼、それに……隠密術は、このためにあったのかなって。 ――僕は、皆のために、戦うよ。それは変わらない。 やることも……変わらない。 誰よりも先に、前に出て……。敵を、見る。そうだね、僕は斥候だ。 けれど――斥候が、敵を殺してはならない……なんて、ルールはないよね。 だから殺すよ。この街の敵は、皆、殺す。 (出典:剣と魔法の世界 in Organia)