平穏で平凡な村の暮らし。宿娘としての生活に不満はないけれど、亡き母の手記を見返す度に溢れる憧憬と溜息は留まる事なく。 母と同じ様に冒険者として生きていきたい。そんな小さな願望はある日冒険者の男が村に訪れた事から叶う事となる。 「母さんが見た世界を私も見てみたいんです、だからお願い。連れて行って!」