父譲りの美貌と力、母譲りの愛情深さを余す事なく受け継いだ宵闇に祝福されしこの私、エルトムートは今日も今日とてその辺の吸血鬼をしばいていた訳だが、ある時塔に閉じ込められたお姫様と出会ったのだ!これだけで全吸血鬼が咽び泣く様な話の触りであるが、なんとその姫君は竜の血を引いているらしい!ああ、素晴らしい!永劫の時を得ても番を愛し続ける黒き竜!呪いをかけようお姫様!この成り損ないの身を未来永劫忘れられぬように。