ロッペルクは病気を患っている。 7年前に発症したこの病は、確実に彼の命を蝕んでいる。 「母さんと兄さん、帰って来るかな…」 彼は母を待つ。 しかし彼の母親と実兄は国を守る職務に就いていて、残りわずかとなったロッペルクとの時間ですら、仕事に費やす軍人だった。