古びたメモの切れ端だ。もう誰のものかもわからない。 【管理人は羊の頭をしているという話だ。羊頭のご婦人だと噂できいた。まだ私は会ったことがない。代わりに風変わりな猫の警備員や、白黒の色のない少年の小間使い、馬の頭の大男、怒り狂った魔女、探し物に忙しい双子、棺の中の陽気な死体、目のない男、いつもお茶会をひらいている青い蛹……ああ、なんだか奇妙な住人にばかりに遭遇している気がする。】などと書かれている。