[時空間の精霊]????
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L
8年弱前に更新
「…歴史や過去ってもんはね、そう簡単に変えられるものじゃないし、変えたらいけないんだよ。」
今はもういない神に代わって時と空間を管理する彼女は、悲しそうに目を細めた。
「だから、後悔しないように生きないといけないんだよ。
君達はそれで後悔しない?他人が作り上げたものを壊して、滅ぼして。」
目の前で剣を向ける少年達に問いかける。
しかし少年達は言い訳がましく自分たちを正当化するだけだった。
「…そう、私は今、少し後悔してるよ。君達と戦わなくて済むんじゃないかって、少しでも思ったことを」