少女は最初心細くて、唯一助けてくれそうだった優しそうな天使の警備員に恐る恐る声をかけたんだ。彼はやっぱり優しかったよ。 でもそれは過去の話。逞しく強気でいることを覚えた少女は狂った天使に今日も呆れ毒を吐く。いつかの初めて笑顔を見せてくれた優しい天使の警備員さんが帰ってきますようにって。